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【夢】の姫に偉そうに言った僕だったが
僕自身、今の今まで大好きな叔父さんの言葉を忘れていた。
叔父さんは、夢を追い掛け
今も内戦の残る地に赴きカメラを戦地の子供達に向ける仕事をしていた
世界中の人々に少しでもこの子達の現状を届けるんだと
3年前銃弾で亡くなる迄は。
父さんも母さんも叔父さんが亡くなった時
そらみろ、バカな夢を追い掛けるから
自分の命を落とす事になるんだ、と、叔父さんを責めていたけど
叔父さんは、いつ死んでも満足だと
僕には話てくれていた
その頃の僕はまだ幼くて叔父さんの言葉も、父さん、母さんの言葉もよくわからずにいた事もあり
今まで忘れていた。
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