166人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねー、ウラ兄」
今、デンライナーの中にはウラタロス、リュウタロス、キンタロスの三人しかいなかった。
モモタロスと良太郎はイマジンを倒しに行っていて不在。
「何、リュウタ?」
そんな中、リュウタロスがウラタロスに話し掛けてきた。
ギュウ……てウラタロスの首に抱き付き甘えるような体勢をとる。
「んー…モモちゃんさ…最近早起きしてるよね?ボクや熊ちゃんが起きてきた頃にはさ、モモちゃんも亀ちゃんも起きてる……前はモモちゃん、寝坊助さんだったのに…なんでー?」
その問いにウラタロスは少し考えるような素振りをみせるが、すぐにリュウタロスの額を指で軽く弾く。
「Σあぅ!!」
「お前には教えてあげないよ。ほら、キンちゃんに構ってもらいな」
「むー…」
なにやら不満そうだったがおとなしくキンタロスの所に行くリュウタロス。
.
最初のコメントを投稿しよう!