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『アンタは1年眠り続けた、ワシ達は1年間待ち続けた、その間にこの世界の事もだいぶ勉強した、』ドムはベッド脇の椅子に座り、語り始めた。
『この世界に影響を与えた事は謝ろう。』ドムは頭を下げた。
『ワシ達は別世界の人間ではあるが、合わせ鏡のように、隣あった同質の世界の住人でもある。そして、ワシ達の世界はもう……住めなく、なってきたのじゃ…』もうし訳なさそうにドムは続けた。
『そこで、アンタの力が欲しいんじゃ。』
俺には全然理解不能だ!
『今は理解できんじゃろうが……』
なんだコイツらは、心が読めるのか?
俺はまた不安になってきた。
『まわりクドいから私が話します。』
ジムが割って入ってきた。
『まずアナタには、このアナタ方の世界を安定させていただきます。』
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