第三章

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「…またか」 アリスは郵便箱に入った金の鳥の封筒を取り出し開ける。 『アリス・アルフォリス様 貴方に伝えなくてはならない事ができました。 王女特別部隊隊長として王宮へ来られたし 第一王女トワ・アイリス・レイ・リアリスより』 手紙を読み終わりため息をつく 「呼び出しか…」 そう虚空に向かい呟く 普通なら誰も返事をしないはずの空間 『どういたしますかマイマスター?』 少女の声が響いた。 「行くさ… アリス準備は?」 その声の主に聞く。 『いつでもどうぞ』 頷くと部屋から出て行った。
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