冬の世界

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微かな君の声に惹かれて 僕は半ば習性の如く集まりだす 名も知らぬ僕なんて眼中にないだろうから 君はそっぽ向いている 切ない白がはらりはらり 幼い僕がゆらりゆらり 溶けていくみたい 枯れた街の夜に惹かれて 人はまじまじと世界に触れ合う 何がきっかけになるかなんてわからないから 愛を作ったりする 切ない白がはらりはらり 幼い僕がゆらりゆらり 溶けていくみたい 軽い勢いではない 心深く刻め純白の季節を 本気なのさ 寂しい自分に躍起になって憤る 染まってく冬の世界に 片手でいい繋ぎあっていたい 両翼の折れた流線型の鉄塊のよう 手も足もでないわけではないよ 称賛に値するほど努力しなければたどり着かない 遥か彼方に 君はいてさ 軽い勢いではない 心深く刻め純白の季節を 本気なのさ 寂しい自分に躍起になって憤る 染まってく冬の世界に 片手でいい繋ぎあっていたい
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