-Ⅱ-

3/14
前へ
/103ページ
次へ
けれど、それも最初だけで、僕は直ぐに忙しい事にも慣れてしまった。 そして又、無色な毎日を繰り返す。 僕はこんな日々がずっと続くのだろうと思っていた。 そう、あの時偶然にも父の書斎で、彼の存在を知ってしまうまでは…! 彼の存在は、僕に初めてワクワクするといった感情を与えてくれた。 僕は彼のことをもっと知りたいと思った。
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

309人が本棚に入れています
本棚に追加