-Ⅱ-
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けれど、それも最初だけで、僕は直ぐに忙しい事にも慣れてしまった。 そして又、無色な毎日を繰り返す。 僕はこんな日々がずっと続くのだろうと思っていた。 そう、あの時偶然にも父の書斎で、彼の存在を知ってしまうまでは…! 彼の存在は、僕に初めてワクワクするといった感情を与えてくれた。 僕は彼のことをもっと知りたいと思った。
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