DEEP DEEP OLD TIMES

-Ⅰ-

「わっ!!…ちょっ…何するんですか!?」

彼女は急に僕をその場に押し倒した。

僕は逃れようと必死に抵抗したが、何分子供の力では幾ら女の人でも大人には敵わない。

僕は住み込みで働いている家政婦を呼ぼうと、大きな口を開けたその時だった。

彼女は僕の唇を塞ぎ、何かの異物を押し入れてきたのだ。

それが何なのか、幼い僕には理解出来ず、ただ嫌悪感から激しく抗う。