誕生祭

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「フレイム!」 … 「また失敗かよっ! やっぱいつまでたっても俺には無理なのかな…」 「あんたまだそんな事やってたの?リン?」 少年の名前はリン。 魔大戦の英雄を夢見て日々魔法や剣技の修業をしている。 そしてリンの幼なじみ ルナ。 ルナ「魔法なんて本当にあると思ってんの?」 リン「あるにきまってんじゃん!昔の人は皆使えたんだぜ!」 ルナ「あんた馬鹿じゃないの!?本の中の話を信じてんの?あるわけないの! 実際魔法なんかあったら世界は大変な事になるわよ!」 リン「いーや。魔法があれば悪い奴らもこらしめられるんだぜ!?」 ルナ「…あんたと話してても時間の無駄ね。 それより明日は誕生祭よ?明日朝向かえに行くからちゃんと用意しててよ!」 すでにこの時代には魔法の存在が消え去っていた。 リンは幼い頃から周りに馬鹿にされながらも一人魔法の修業を続けていた。 その日リンは家に戻り明日の誕生祭に備えて体を休めた。
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