騎士団入団

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祭の後二人はゆっくりと体を休めた。 そして夜が明ける… 約束の時間。 リンはギルドへ向かった。リューは先に着いていたみたいだ。 そこにはルナの姿もあった。 リン「なんでお前来たんだ?」 ルナ「来ちゃ悪い?あんたもリューも馬鹿だからほっとけないのよ!」 集まっていたのはリン達を含んで5人だけだ。 騎士がこちらに向かってくる。 「皆よく来てくれた。レオライナー様から直々に話される。こちらへ参れ。」 リン達は言われるがまま応接間に向かった。 外観もそうだが廊下も古代ヨーロッパを思わせるようなつくりだ。 端から端まで何メートルあるのか… 部屋がたくさん並んでいる。 リン達は初めて訪れるギルドに興味深々の様子だ。 キョロキョロ見ている内に応接間に着いた。 ドアを開けるとすでにレオライナーが机に座っていた。 改めて見ると凄い迫力だ。剣術では勝てないと一瞬で解る程だ。 さすがは騎士団長といったところか。 レオライナーの隣には美しい女性が座っている。 一体誰なのだろう? リン達は同じ事を思っていた。
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