春の7日

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ぼーっと座り込んでいたが、ハッと我に返った。 『腹減った』 一階に下りてダッドさんに昼食を作ってもらう。今日のランチはサラダにパスタにケーキ。すごく美味しい。 ご飯を食べながら、これから何をしようか考えた。 (牧場で畑を耕してみようかなぁ。…クレアさんは何してんだろ。挨拶かな?グレイ、またクレアさんに会って惚れなきゃ良いけど……そういえばグレイの片想い相手のマリーってどんな娘なんだ?超気になる!) という事でマリーを見るために図書館へ行くことにした。仕事なんて知らねぇ! ダッドさんにお礼を言ってから宿屋を出た。 ミネラルタウンの一番端っこに図書館はある。 『こんにちは』 ドアを開けるとすぐ前に受付カウンターがあった。そこには一人の眼鏡をかけた少女が座っている。すごく真面目そうな女の子だった。 (この娘がマリー?以外だな、グレイはもっと派手な人がタイプかと思ってたんだけど) マリーは俺に気付くと読んでいた本を閉じ顔を上げた。image=360129117.jpg
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