chapter16─過去の清算

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「お姉さんには悪いけどぉ… 私はそんなに優しくないの ちゃんと葬ってあげるからおとなしくなさい」 そう言うと詠唱を始めるルルナ。 「イズナ・アン・ヴァンフォーレ・ケルト… 対象を囲む半径1メートルの空間を凍結…爆破せよ 空間爆破サドンバースト」 空間爆破サドンバースト… 対象者の周りの空間を爆破する無属性魔法。 だが… 〔シニタ…クナイィィィ!〕 ガパァっと口を開き、爆破の衝撃を丸飲みにしてしまったキメラ・レッズ。 そして…それを倍の威力で吐き出し、ルルナを襲わせる。 直後…爆発音が鳴り響く。 おさまった頃…ルルナは平然と立っていた。 「おとなしくなさいって言ったのにねぇ それほど苦しみたいのかしらぁ?」 ルルナはとっさに防御魔法を発動し、みんなを守ったのだ。 「ルルナ! 僕も手伝う! 女性だけ危険な目に遭わすっていうのはポリシーに反するからさ」 ヘイトが杖を抜いてルルナの隣に立つ。 「…へぇ ナイト様気取りぃ? 悪くないわねぇ」 クスクスと笑みを浮かべるルルナ。
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