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「その前にトイレ行かせてくれよ。吐きそうなんだけど....」
江原は死体続きの景観に気分を悪くしていた。禁煙席側にトイレは無いため、仕方なく喫煙席の奥のトイレに向かう。
残された二人は男に尋問を強いる事になった。もちろん尋問の仕方を二人は知る由もない。ただただ男を見下ろすばかりで視線さ右往左往だ。
「どうすれば....」
やがて二人は顔を見合わせる。目の前の男は襲い掛かって来たものの、今や無抵抗だ。二人にはどうすることも出来ず、時間が流れた。
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