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その手は覚えているかい？ いつか僕が与えた体温
昔憧れてた景色が見せた未来に生きてゆく術さえ まだ知らないくせに
わかってるんだ なぁ、そうだろう？ …明日また笑おう
弧を描いたその手から見えたものが捕まえられなくても
そんな顔すんな 今がその時だって思える日が来るさ
産まれてきてから辿った道をあきれるほど重ねていた
繰り返す度思い出して、あの日の体温
伝えたい 言葉も覚えた 伝えたい想いが今無くても
悲しいわけでもないのに泣いてたあの日と 今浮かべた涙の意味が違くても
聞こえているんだ なぁ、そうだろう？ 耳を塞いでも
迷いだした心から聞こえた声が涙を帯びてても
拭える術はその手の中 何度も確かめてた
重ねてきたその道の初めに並べた２つの手のひら
僕らの出逢い その証を閉じ込めた温もり
わかっていたよ 聞こえているよ 覚えているよ 始まりの手
弧を描いたその手から見えたものが捕まえられなくても
そんな顔すんな 今がその時だって思える日が来るさ
並べた２つの手のひら お前が道に迷うその時には
望む未来のその果てまで 離さず連れて行くよ
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