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なんてことはなく…。
実際には麻耶は慣れない、しかも中学校の頃より遥かに厳しい練習に疲れ果てていた。
午前中だけで終わる事などほとんどなく、帰る頃には夕方になっていることがほとんどだった。
俊哉に会いたい気持ちは募っていたが、家に帰ると疲れて体が動かなかった。
俊哉は相変わらずマイペースで、忙しい麻耶に気遣ってか、何も考えていないだけなのか特に気にする様子も見せなかった。
会うのは週一回位になってしまっていた。
会っても今までのようにカラオケに行ったり映画を見たり…。と、付き合ってるっけ?と言いたくなる程変わりない。
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