1本の電話

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あの日から1ヶ月ぐらい何の問題もなく 私と善之は 仲良く過ごしていた。 平日は、学校が終わると善之の調理師学校の近くまで行って 1時間ほど話して 帰ってた。 あの日も、 いつもの様に会ってた。 『もも、そろそろバス来るんじゃないや?』 『そうね‥』 やっぱり バスの時間が近づくと 寂しくなる。 『何やぁ?そんな顔するなよぉ。明日も会えるし☆』 『うん‥分かったぁ。明日ね☆』 そう言いながら、バスに乗って帰った。
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