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物語は━━
過去を遡る━━
天野タイチ、中学二年生。
彼は学年トップの成績と
スポーツの名門高校からのスカウトが来るほどの運動神経の持ち主で
ルックスや性格もよしの正に完璧な少年である。
そんな彼はもちろん彼女がいる。
放課後……━━━━
サヤカГタ~イチ🎵一緒に帰ろ?」
紫藤 サヤカ
タイチの彼女で学年一の才色兼美である。
タイチГちょ~待って💦」
タイチは急いで黒板を写す。
その様子を覗きこむサヤカはタイチのノートを見て驚いた。
サヤカГわぁ‼すっご~いやん🎵
先生が言った豆知識も書いてるん‼」
タイチГまぁ、書いといて損わないしな🎵
よし‼終わったで😁」
教材を鞄に直して、タイチとサヤカは手を繋ぎ下校した。
下校中、いつもは交差点で別れるのだがサヤカはタイチの手を離さなかった。
サヤカГねぇ、タイチ🎵
明日は休みやからどっか行こ?
丁度明日で付き合って一年やし😁」
タイチГそやな……どこがえぇ?」
サヤカГ海遊館行きたいわ🎵」
はしゃぐサヤカにタイチは頷いた。
サヤカГじゃ、明日の昼一時半に公園に集合な🎵
遅刻したらなんかおごって貰うで😁😁」
そして二人は家路に着いたのであった。
これが最後の別れと知らず…………。
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