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いろんな想いが交差した、おばあちゃんから言われた[しょうちゃん、あなたは、もう亡くなったのよ!]その言葉が、頭の中をよぎった。不安な気持ち。あれは、本当におばあちゃんだったんだろうか?そんな迷いもある。しかし、階段に足をかけた。登り始める。一歩また、一歩。上を見る。果てしなく続いている、登った後を振り返って見ると、下が見えない!階段が無くなっている。なんだよこれは。でも、何故か登らなくてはいけない。そんな義務感みたいな想いが湧いてきた。どのくらい登ったのだろう。そういえば、不思議な事に気付いた、こんなに、登っているのに、汗もかいていない、不思議と、疲れもない。それにしても、この階段は、何処まで続いているのだろう?登るにつれて、鼻唄まで口ずさんでいる、EXILE、倖田來未、林檎、GLAY、いろんな唄が口から、出ている。[あれ?話す事は出来ないのに、なんで唄は、歌えるんだ?]まあ、いいや。なんだか、楽しくなってきた。
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