三章 買物?

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食材売り場のほぼ目の前だった。 シオは、子供と衝突した。 「ったた……ぁ、だ…大丈夫?」 「!!」 子供は、シオの顔をジーッと見ている。 顔…というより、耳だ。 「ど…どうしたの??大丈「お姉ちゃん…何者…!?」 「ぇ…?」 子供の声は意外と周りに聞こえたようだ。 周りには人が沢山集まってくる。 シオはクラトスがいっぱい居るだけだと、考えるだけで精一杯のようだ。 ユアンは騒ぎに気付き、シオの元に走っていった。 「シオ!!!大丈夫か!?」 「…だ、大丈夫…!」 今にも泣きそうな顔なのに、笑顔でユアンの方を向いた。 「…帰るぞ」 「買い物…は?」 「いいから…帰るぞ」 ユアンは、人だかりの中からシオを連れ出し、テセアラベースへと帰った。 ++++next chapter
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