中央世界と能力者

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ピピッ!ピピッ! 「ん…んぅ…はぅ…」 目覚ましのアラームに反応し、布団に潜っているものが艶やかな声をあげる。 起きてはいるがなかなか動けない。 ピピッ!!ピピッ!! 「うぅぅぅ…」 一段階大きくなった目覚ましのアラームに反応し、布団に潜っているものが呻き声をあげる。 起きているのに目覚ましに鳴られるのは不愉快だ…。 ピピッ!!!ピ…ガチャ! 「はい!起きたぁー!私は起きたっ!」 目覚ましを止めざまに布団から女の子が飛び出した。どうやら気合を入れないと起きれないと判断したらしい。 賑やかに目覚めた彼女はそそくさと学校の準備を始める。
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