106人が本棚に入れています
本棚に追加
/233ページ
「やっぱり泥田坊じゃん!みんなを避難させといて良かったね!」
陽香はどことなく嬉しそうに話す。
「行くよ!二人とも!」
陽香の合図と共に三人は泥田坊へ疾走した!
……はずだったのだが実際動いたのは陽香だけであった。
「あんな三下お前だけで充分だろ。」
少しガッカリしたような口調で答える朱。
「僕も泥田坊は嫌だな…汚れるし。」
先程の喝はドコへやらといった様子でニヘラと微笑む疾登。
「またぁ!?はぁ…もういいよ。報告書にはそう書いとくからね!」
呆れたように返す陽香。先程よりもイライラしてるようだ。
最初のコメントを投稿しよう!