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病院に着いた俺は急いで受け付けに行った..... ｢あの、弓崎由香里は今何処ですか？｣ 俺が看護婦に言うと 看護婦は言った..... ｢ああ、昨日の子ね。弓崎さんなら今は病室に移されたわよ。ちょっと待ってね。えーっ..と....今は２１０号室にいるわよ｣ ｢ありがとうございます｣ 俺は看護婦の人に一礼をして病室に向かった.... 病室に着くとそこには 由香里がベッドに寝ていた。 俺はホッとした。そこには俺の逢いたかったあの由香里がいた..... 痛々しい包帯の数が事故の激しさを物語っている 由香里の姿を見た俺は胸が締め付けられるぐらい辛かった..... 静寂を切り裂くように 病室のドアが開いた.... 俺はドアの方を見た....どうやら由香里の親が見舞いに来たようだ....
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