第5話 すべては時と共に

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笑い続ける強盗。 そんな強盗を見てにやける俺達。 「よーし! このまま、あいつを取っ捕まるか!」 「お、おい、待てよ、あいつには拳銃があるだろ」 拳銃はあっても弾はねぇよ! しかもここは、素直に話しに乗る可きだろ。  あぁー、空気読めよ和志ぃ……。 「大丈夫だって、俺を信じろ! って」 和志の肩を軽く叩いて説得を試みる。 「えー! お前を信じるのー? ムリ!」 お、おい、こんな時に拒否かよー。 こんなときのこいつはイライラする、出来ることなら強盗を捕まえるより、こいつを殺したい。 まぁ、後で覚えてろよ和志……。
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