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私はジュンの背中を見ながら
ジュンの後をついていった。
あの頃みていた大きな背中は
変わらないままだ。
別れたあの日…
お互い
背を向けて歩き始めたあの時…
ジュンの小さな後ろ姿を
みなくて良かったって
改めて感じた。
車まで歩いて、
先に車に乗り込んだ
ジュンをよそに
私はもう一度橋を振り返った。
出会いと別れがあった橋。
また少し大人になったら
また違う感情で
ここにくることができるかな。
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