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『いってぇ。』
さとる君がこけた。ひざをさすっていると、
『ちょいあれみてみ。』
とつとむ君が言った。さとる君がいやいやながらも見てみると………なんと川に何枚もの諭吉が浮いていたのだ。
二人はあたり見回して誰もいないのを確認して、言葉もはっさずに川へ急いだ。
いざ川についてみると
『どうする。』
とさとる君がいった。
『………』
『おいっ、きいとんかっ。』 『………』
『おいっ、きけやっ。』
『あっ、ゴメン。あの金どやって拾おうか考えとった。』
『けど、えんかなぁ…』
拾う気まんまんのつとむ君、あまり気がのらないさとる君。
結局、二人で拾うことになった。何で拾うことになったかというとつとむ君が
『こわいんならかえったら。』
とつとむ君がいった。すると
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