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戻ってみると、津矢さんの姿がなかった。
伸吾 「津矢さんは?」
すると、ハイドが空を見上げ、
ハイド 「お前が手紙を届ける姿を見て消えていった。多分成仏したのだろう。」
そうか、津矢さん無事に成仏出来たのか。
伸吾 「津矢さん、天国に行けたのかな?」
ハイド 「さぁな、だがいけたんじゃないか?あの男なら」
よかった、霊界探偵の仕事って案外悪くねぇな(笑)
ハイド 「そうそう、あの男からお前に、お世話になりました。とさ」
なんか照れるな。
でもこれからどうするんだ?
伸吾 「ハイド、まだこの仕事を続けるのか?」
ハイド 「これだけ探して一人しかいないんだったら、今日はもういいだろ。事務所に戻るぞ。」
なんかハイドの歩くペースが速くなったぞ。
伸吾 「そんなに速く歩いて、アーシェに早く会いたいのか?」
ズギューン、足元かすったって(泣)
ハイド 「うるせぇな、早く行くぞ。」
月はゆっくりと顔を出していた。
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