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オーナー 「伸吾君、人が死ぬとどうなるか知っているかな。」
そんなこと普通考えるやついねぇだろ(-д-;)
伸吾 「死んだら、天国か地獄に行くんじゃないんですか?」
オーナーの表情はまだ真剣だった。
オーナー 「君の言う通り、人が死ぬと、大抵の人は、行い次第で天国か地獄に行くんだ。しかし、今日君が見た女みたいに成仏出来ていない霊は、君達が住む世界を彷徨い続けるんだ。その霊を成仏させるのが霊界探偵の役目だ。」
そのことを聞くと、聞きたいことが幾つも出てくる。
伸吾 「もし、そのまま成仏できなかったらどうなるんですか?」
オーナー 「君が見た女の霊みたいに、怨念が具現化して妖怪みたいになってしまうんだ。そうなると、霊感がない人でも姿が見えてしまうんだ。私達は奴等のことをミュートと呼んでいる。そうなってしまえば、ハイドみたいに奴等を抹殺しなければならない。」
なんか訳が分からなくなってきた。
取りあえず質問を続けた。
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