始まり…

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  どんどん近づいてくる…   そしてとうとう俺の前まで来た。   そして俺の肩に触ろうと   「触るなッ!!!!!」   触れられる寸前で俺は叫んだ。   「何だ。喋れんじゃん。」   ちょっとビックリした顔をした後ニッコリ笑いながら言った。   何なんだよコイツ…   「俺高山祐樹ってんだ。1年2組。仲良くしてねー♪あ…まだココにいさせてもらうから」 高山っていうヤツはそう言って、俺の隣に座った。     本当…何なんだよコイツ…   ココから離れようとしても離れられない。   「アンタさ…。自傷行為者なんだね」 「ッ!!…」    高山っていうヤツはポケットからタバコを出しながらそう言った。  
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