腕の傷

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  そして気付けばまた、夜になっていた。   俺はココで何時間もボーッとしていたようだ。     俺はハッとしてその場を立ち上がった。   今日は一回も授業に出ていない。   その為家には連絡がいっているハズだ…。   家に帰りたくない…。 家に帰れば母からの虐待が待っているハズだ…。   俺は絶望感で満ちていた…。     そして俺は気付いた。     俺の右手に掴んでいた紙切れの事を…。      
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