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俺はそんな事を思いつつも一番前の窓側の席に座り机に肘を付き窓を見ていた。
「なー。高橋ってホモで毎日身体売ってんだろ?」
イキナリ何人かの男が俺の席の前にやってきてニヤニヤしながらそんな事を聞いてきた。
「……………」
俺は無視しているとある一人の男子が
「あれー?黙ってるって事は図星か?」
と言ってきた。
俺はカッとなって急いで教室を出た。
後にした教室からは笑い声が聞こえた。
あー
うざいうざいうざいうざいうざい
俺は屋上へ向かった。
屋上は好きだ。
誰もいない異世界のようで…
そして俺は…
ポケットからカッターを取り出し、左袖をめくった。
そしてカッターの刃を出し、左腕に何本かの傷を…刻んだ。
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