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血…
血…
自分の血を見ると落ち着く…
でもそれは一瞬で…血が止まればまたイライラが襲ってくる。
そして、何時間経っただろうか…
もう日は沈み、夜になっていた。
部活はもう終わりこの学校には誰もいない…
俺は周りを見計らって教室へ鞄を取りに行った。
案の定、教室には誰もいなかった。
分かっていててもホッとした。
俺は、自分の席へ行って鞄に教科書やら入れようとした…
だが……
鞄の中身を見ると何色ものコンドームが入っていた。
あー
まただ…
うざいうざいうざい
俺はそんな事を思いつつも鞄をひっくり返し、コンドーム全部をごみ箱に捨てた。
そして筆記用具を全て鞄の中に入れ小走りに教室を出た。
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