血塗られた過去

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少女「なら、話は早い 昔此所が刑務所だった事は知ってるわね?」 それはサキちゃんも聞いた事があった。 何でも人を人のように扱わず、自殺者が多数出た酷い場所だったそうだ。 そのため今は神社が建てられ、その魂を浄化しているそうだ… 少女は悲しそうな表情で続ける… 少女「ある日、そこに無実の罪で捕まった独りの少女がいたの。 その娘の名前は『千恵』千恵は自分は無実だとずっと言い続けた。 しかし、その言葉は誰も聞いてはくれなかった。 そんなある日いつもの様に自分の無実を訴えていたら、警察官4人が千恵の檻に入って来たの。 純粋な千恵は思ったのよ(やっと自分の話を聞いて貰える)っと、でも実際は違った…」 そこで少女は言葉を切った… サキ「それからどうなったの?」 少女は下を向き小さく 「…強姦されたの……」 …少女は泣いていた 。
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