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男の子達が佇(たたず)んでいると…
一人の男の子が震えて上を見上げていた。
一樹がその男の子に
「どうした?」っと、聞くと
男の子は、
「う、上」と言うので見上げるが何も無い…
一樹「何もないじゃ…」
再びさっきの男の子の方を見た時
…目の前に男の子の首を持ってニヤニヤする血まみれのサキちゃんがいた
しかもさっきまで一樹と一緒に居た男の子全員が血まみれで倒れている…
一樹は顔がどんどん青く成っていくのが分かった
そんな一樹にサキちゃんは笑いながら
サキ「私鬼だから早く逃げなよ。」
その笑顔は一樹の恐怖心を更に募らせた
一樹は全速力で家まで走って逃げる…
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