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彼の家はその神社から歩いて10分ほどの所にあった
全速力で帰って来た一樹は息を切らしながら家の中に入った
一樹「ハァ~、逃げ切った」
「あら、早かったのね」
一樹はビックリして前を見たが、声の主は一樹の母だった
一樹「なんだ、かーさんかビックリさせ…」
そこで一樹は息を飲んだ
……何故なら…母の裏に血まみれの大きな鎌を持って不適に笑うサキちゃんの姿が目に入ったからだ
一樹「!かっ、かーさん危な…」
しかし一樹の声も虚しくサキちゃんはその鎌で一樹の母の頭から足に向けて真っ二つにした
返り血を浴び嬉しそうに笑うサキちゃん…
…その笑顔はまるで無邪気に遊ぶ子供の様だった…
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