親失格

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ちびたを送ってから部屋に戻ってきた。 なんだか寂しいな… 『ちびた元気かな?大丈夫かな?』 詩織「大丈夫よ」 心配で仕方ない。 それから何日か経って写メがきた。 「元気過ぎて困るくらいですよ(笑)」 それから定期的に写メつきで報告がきた。 詩織「安心じゃない」 『そうかな…ブログ作る気配ないね…』 詩織「心配いらないよ。報告メールくれるんだし」 その後もブログが作られることはなかった。 「最近たくさん夜鳴きして寝られません。きつくしかりました」 ドキッとした。 ちびた大丈夫だろうか? もしかしたら探しているのかな? ちびたが俺を探してるかもしれない。 わけもわからず遠い地へ連れてこられて置いていかれた。 環境も何もかも変わってちびたは今までしたことのない夜鳴きをしだした。
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