96人が本棚に入れています
本棚に追加
詩織「今日も夜カラオケ行くから先に寝てていいよ」
大概カラオケに行くと帰ってくるのは明け方だ。
また遅いのか…
でも何も言えない。
仕事してないし、家事くらいしかできない。
詩織がシャワーを浴びてるときに見慣れぬ封筒が目についた。
あれ?こんなのあったかな?
中身を見るとアパートのことが書いてある紙だった。
なにこれ??
ちょっと携帯を悪いと思いながら見た。
携帯のグループ欄に【会社】とは別に【仕事】というのがあった。
ん?
そこを見ると男の人の名前がたくさんあった。
え?
そのアドレスを一つ一つ見てみると住所や生年月日、何か数字が書いてあった。
浮気?
まさかカラオケとかスポーツクラブって言って浮気してた?
しかもこの人数は何??
シャワーを浴びている詩織のところへ行った。
コンコン!
詩織「何?」
カチャ
『携帯…見ちゃったんだけど…』
詩織の表情が一瞬にして鬼のような顔に変わった。
最初のコメントを投稿しよう!