きっと明日は…

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詩織「今日も夜カラオケ行くから先に寝てていいよ」 大概カラオケに行くと帰ってくるのは明け方だ。 また遅いのか… でも何も言えない。 仕事してないし、家事くらいしかできない。 詩織がシャワーを浴びてるときに見慣れぬ封筒が目についた。 あれ?こんなのあったかな? 中身を見るとアパートのことが書いてある紙だった。 なにこれ?? ちょっと携帯を悪いと思いながら見た。 携帯のグループ欄に【会社】とは別に【仕事】というのがあった。 ん? そこを見ると男の人の名前がたくさんあった。 え? そのアドレスを一つ一つ見てみると住所や生年月日、何か数字が書いてあった。 浮気? まさかカラオケとかスポーツクラブって言って浮気してた? しかもこの人数は何?? シャワーを浴びている詩織のところへ行った。 コンコン! 詩織「何?」 カチャ 『携帯…見ちゃったんだけど…』 詩織の表情が一瞬にして鬼のような顔に変わった。
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