きっと明日は…

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駐車場に出た俺達はもう帰らなくてはいけない。 本当に終わりのときがやってきた。 詩織と過ごしてきた3年半という大切な時間が終わる。 詩織「楽しかったよ。今までありがとう」 『…』 詩織「笑ってよ(笑)もう最後だよ?」 『…詩織』 詩織「ん?」 俺は詩織を抱きしめた。 『元気に暮らしてね』 詩織「うん…」 『今までありがとう。本当に…本当に幸せだったよ』 二人で泣いた。 もう東から太陽が昇りはじめていた。
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