1人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
「はーい。」
「ったく…いい歳して馬鹿なんだから…」
「ゴメンちゃーい、でさなんで焼きそば?なんでキツネ?」
そこに藍が来てしまった想定外な出来事。
「母さん、それ多分キツネ色した油揚げだからキツネなんだよ。」
「えっ…!?(僕)」
「あーそっかー🎵さっすが我が娘ーっ。」
「やめろよ…引っ付くなよ母さん…」
二人は仲良しだ。
さて…話を戻して父親、
実は僕は父親を見たことがない。
正確に言うと、父親は僕らが小さいころに旅に行ったらしい。
なんの旅かは母さんが教えてくれない。
ただ母さんは父親の話をする時だけ、少し寂しそうにする。
そして家の家族で、忘れてはいけない人物。
いや…人じゃないがね。
犬のドンスケ、ビーグル犬で5歳。オス犬だ。
あーそうだ、ちなみにいまこの時僕は16歳で妹も16歳。
僕と妹は双子だ。
なのになぜか行動パターンは全く違う。
ドンスケの話に戻すと、こいつは変な犬だ。
この前は三日間フラリと姿を消して、四日目にワラジをどこからか持って来て、
少しの間それで遊んだらすぐに捨てた。
なぜ三日間も出てワラジなのか…
最初のコメントを投稿しよう!