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「はーい。」 「ったく…いい歳して馬鹿なんだから…」 「ゴメンちゃーい、でさなんで焼きそば?なんでキツネ?」 そこに藍が来てしまった想定外な出来事。 「母さん、それ多分キツネ色した油揚げだからキツネなんだよ。」 「えっ…!?(僕)」 「あーそっかー🎵さっすが我が娘ーっ。」 「やめろよ…引っ付くなよ母さん…」 二人は仲良しだ。 さて…話を戻して父親、 実は僕は父親を見たことがない。 正確に言うと、父親は僕らが小さいころに旅に行ったらしい。 なんの旅かは母さんが教えてくれない。 ただ母さんは父親の話をする時だけ、少し寂しそうにする。 そして家の家族で、忘れてはいけない人物。 いや…人じゃないがね。 犬のドンスケ、ビーグル犬で5歳。オス犬だ。 あーそうだ、ちなみにいまこの時僕は16歳で妹も16歳。 僕と妹は双子だ。 なのになぜか行動パターンは全く違う。 ドンスケの話に戻すと、こいつは変な犬だ。 この前は三日間フラリと姿を消して、四日目にワラジをどこからか持って来て、 少しの間それで遊んだらすぐに捨てた。 なぜ三日間も出てワラジなのか…
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