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仕事帰りの話です。
私は仕事が終わり時計を見ると夜の11時を回っていた。
ふぅ~今日も疲れたなぁ~っと思い車に乗り、ラジオをつけて走っていると髪の長い女の人が1人下をむいて歩いていた。
こんな夜中に歩いている人がいるんだなぁ~と思いながら横を通り過ぎた、もう1度見ようとバックミラーで見ると暗くて見えなかったのかその人は見当たらなかった。
その時は何も気にならず、それから数分のことだった。
急にラジオの調子が悪くなった、あれっ壊れたのかなぁっと思いラジオを止めようとした時、ラジオから雑音といっしょに女の人の声が聞こえて来た。
う~っという苦しむような声がし寒気がした。
私は、なぜか急に後から視線を感じ、ゆっくりバックミラーで後の座席を見ると、髪の長い女の人が座っていたのです。
真っ白なワンピースを着ていて女性はずっと下をむいたまま、車を止め私はあの~っと女性に言ってみたのですが何も反応がなく黙ったまま、私は怖くて早く消えてくれぇ~っと心の中で何度も言い続けた。
すると女性はゆっくり顔を上げ、無気味に笑いながらすぅ~っと消えて言き、ラジオの調子もよくなった。
私は恐怖から開放され安心して家に帰ったのです。
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