第二章

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「…というように我が祖先、安倍晴明殿は帝をお救い申し上げ・・・・・・・・Σってまだ話しは終わっとら~ん」 『うるせ~ジジイ!! 先祖の話しを毎日毎日…聞きあきたんだよ!! じゃぁ俺学校だから~』 俺はまだなんかどなってるジジイを無視して純日本家屋の自宅を飛び出した。 2007年6月… 俺、安倍晴夜(あべ せいや) 中学3年生のA型(笑) なんか俺の家系はあの安倍晴明の末裔だのどうのこうの… あのジジイときたら毎日毎日、晴明殿が~ってうるせーんだよ(怒) 確かに俺は安倍家の中で生まれつき力は強い方だし式神を使うこともできるが… 『今さら陰陽師なんて流行らねぇもん誰がやるか…』 ブツブツ文句を言いながら歩いてると同じクラスのムードメーカー、伊沢佑(いざわ たすく)が後ろから走ってきた。 もとい飛び付いてきた…が俺はなんなく避ける。 ズザァァァァ― 『おはよ佑。 また朝から元気なことでなにより(呆)』 「テメー晴夜!! いきなり避けるなんて危ねぇじゃんか(`ε´)」 『いきなり飛びかかるのは危なくないのか?ん?(怒 & 笑)』 ヤバい…ι 晴夜の後ろに般若(はんにゃ)がみえる←佑心の声ι
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