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哀愁ブランコ
昔の夢が暖かすぎて
思い出すと笑えてきて
ずっとそうやって
優しい思い出に甘えてきた
公園のブランコに
またがって揺れてる
あの子の姿もおぼろけに
影の色も思い出せない
それでも思い出は綺麗だった
あの日の空とこの空とが
繋がっていたら
そんな事考えてた
そしたらまた戻れるかな
あんなに笑ってた頃に
そんな事有り得ないから
泣きそうな自分を笑い飛ばした
公園のブランコに
一つだけ揺れる自分の影が
沈む夕日で見えなくなった
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