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それから俺達は、
千春の急な決断のせいで、馴れ親しんだ故郷…
北海道を離れる事になった。
(俺ぇ~…
クラスの奴らともぉ、別れも言えんがったよぅ…。
[クラスの人と、別れも言えなかったよ])
落ち込んでいると…
幼なじみの悪友から電話が来た。
『もっしぃ?千夏ぁ゛!?
お前いつの間に転校するコトになったんだよ!!
俺に一言くらい言えよなぁ💢』
「今朝…」
『は゛ぁ?💢
何、訳分かんねぇーコト言って…』
「千春が…」
『…』
その一言で…
長い付き合いの悪友:菅原 龍樹(スガワラ タツキ)は分かってくれた。
本当に物わかりのいいヤツで助かるよ。
『それはぁ~…ご愁傷様で…』
「いえいえ。そんな後謙遜な…」
『「プッ…あっははは…はぁ。」』
『ちゃんと落ち着いたら連絡すれよ[しろよ]~』
「おう!
…っと、そろそろ飛行機来るがら切るな💦
したらな[じゃあな]~」
『おう🎵
したら またなぁ~[じゃあ またな]』
そして俺は一応、親しい友人に無事にお別れ(?)し、今まで生まれ育った北海道を離れた。
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