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…はぁ。着いた。
俺は猛烈に吐き気で一杯だった。
それと言うのも…
乱気流だかのせいで、飛行機が有り得ない位に揺れた。
墜落すんじゃねぇのかと思う程ヤバかった。
…おかげで今、俺は絶不調だった。
「俺…
トイレ行って来る…」
「気をつけて行けよ」
「迷子になんないようにしなさいよ🎵」
…この二人。
有り得ねぇー生命力してんよ。
多分… ‥ウプッ。
俺は急いで近くのトイレに駆け込んだ。
【ジャァアー ガラッ…】
「ふぅ。」
俺は女子トイレ手間の車椅子用のトイレから出てきた。
はっきり言って男子トイレからそんなに遠くはない。
筈だが、、、
俺の吐き気が待ってくれなかった。
(…まだ揺れでるよ)
俺は青白い顔をしながらフラフラ歩いて行くと…
知らない人の胸の中で持たれ掛かってしまった。
その人は優しく俺を抱き止めてくれた。
「あ゛ー…
すんませぇん…」
俺はお礼を言ってフラフラしながら、また歩き出すと…
さっきぶつかってしまった人が俺を支えてくれた。
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