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「…なぁ。 何してんのぉ?」 まだ、完全には起ききれていない頭で…。 今、見えている景色に質問しか浮かばなかった… 「あっ!あんた、ようやく起きたの? 昨日、晴と話し合ったんだけど。 うちら都会に行く事にしたの。 んで、うちらあんたの保護者役じゃん? だから、あんたも早く用意しな! 学校には編入届け出しといたから♪」 「はぁ?おめぇー、何言っでんだぁ!? 父ちゃんと母ちゃんが許すわげ…」 ドコッ👊 「『おめぇ?』 おい…千夏ぁ。誰に向がって、口聞いでんだぁ?あ゛ぁ゛💢」 …忘れてました。 お姉様は黒帯の鬼でした。 俺は見事な正拳をくらい、その場にスローモーションのように崩れ落ちた。 因みに千春は普段、標準語を話すがキレると訛りが入るので余計に恐い。
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