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僕は唄うよ。   もう届かないと   知っている…君の為に…   近隣住民の非難の声を もろともせずに   精一杯の大声で…。   君がたとえ深い眠りの中  高らかにいびきを上げて   よだれを垂らす時でも…   僕は君を想っている。   たとえ僕が君を想って 張り裂けそうな胸を   必死で押さえ付けてる 時でも…   君は… 何か変なモノ食べたの? と疑問に思うだろう…。   『恋』なんて…忘れてた。
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