28歳ガン闘病記

放射線治療

放射線治療は2004年5月27日より約３ヵ月間行われた。

その間、カナメは照射日以外は会社もほとんど休む事無く、本当に良く頑張ったよ。

放射線を当てる場所が耳下だった為だろうか、とにかく口内炎がヒドク、食欲があっても食事がまともに摂れない日が続いた。

食べたもので口内炎を傷付けてしまい、口の中が血だらけになった日もあった。

また…
味覚障害もカナメを苦しめた。

カナメは酒もギャンブルもやらず、楽しみと言えば「おいしいモノをお腹イッパイ食べる事!!」という人なので、放射線の副作用は、側で見ていてかわいそうだった。

唯一の楽しみが満足に出来ず、逆に苦痛に感じてしまう状況なのだから、生活全般にハリが出ないのも分かる気がする…。