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2005年8月5日
今日11時頃、会社にカナメからSOSの電話が入る。
どうも仕事中に体調が悪くなり、会社の敷地内にある自分の車の中で休んでいる時に電話をして来たようだった。
『病院に連れて行って…』
『自分じゃ動けない…』
『このまま死んじゃうかも』
と脅迫めいた電話だった。
私だって仕事中だし、まして誰も彼氏の病気の事情を知らないから仕方なく…「祖父が倒れた」と嘘をついて、そそくさと帰り支度をしてカナメの会社へ車で向かった。
カナメの待つ駐車場へ着くと、カナメは“ホッ”とした顔をして見せた。
カナメの足元に目をやると…かなり吐いた跡があった。
Tがんセンターには少し前に自分で電話を入れたとの事なので、緊急外来でがんセンターへ。
カナメは処置室にて点滴を2時間くらい受けた。
その間私は処置室に入れない為、ボケーッと廊下で待っていた。
どうやら今回ここまで体調が悪化したのは、炎天下の車で休んでいたから…らしい。
熱中症も併発してました。
カナメ君…
パチンコ屋の幼児じゃないんだから、もうチョット考えてね…。
お願いだから…。
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