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カタンカタン…
カタンカタン…
一台の赤い電車がレールの上を走っている…
その窓からは田舎ならでわの景色が広がっていた。
…大きな木々が生い茂っている森…
…湖は水の底まで見えそうなほど透き通っている…
そんな景色を観ている少女が一人電車に揺られていた…
その少女は、夏休みを利用して田舎にある。おじいちゃんおばあちゃんの家を目指していた。
格好は、水色のキャミソール…ジーパン…
腰ぐらいまである長い黒髪が印象的な美しい少女だった。
そんな一人の少女は、ただただ…遠くをみている。
そして、少女は目的地の駅についた…
しかし、荷物が多いせいか少女はドアの所でもたもたしている。
みかねた駅員さんが慌てて手伝いに行き少女は無事に降りられた。
その後少女は駅員さんにお礼を言い駅から出た…
少女
「おかしいなぁ…」
予定では、すでにおじいちゃんが向えに来ているはずだった…
しかし誰も居ない…
少女は事故にでもあったかと思い連絡を取ろうとカバンから携帯電話を取り出した。
少女
「ありゃ…?」
…悲しい事に圏外だった。
その後、少女が途方に暮れていると…
ゴトッ!ゴトゴト…
ズザザザザザ…
道の向こうから砂煙をまいあげて白い軽トラックが走ってくる…
しかも少女の近くでタイヤを取られたらしく少女目掛けて走って来る。
少女は思わず目をつぶった…
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