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ある男に写真を撮られてから一週間
神社に行ってみても会うことはなかった
今日も神社によろ-かな-と考えていると、恵理が一冊の雑誌を持って梨沙の机にやってきた
え:「ねぇ-!!莢香ちょっと来てよ!!」
その声に愛美も集まってくる
さ:「ど-したの?? 何かい-ことでもあった??」
え:「い-からこれ見てよ!!」
あ:「え-っと何々..、『最年少カメラマンがテーマに値する少女を発表』??」
机にうずくまってた梨沙がピクリと反応する
さ:「何これ..??これの何が凄いのよ。」
え:「この『最年少カメラマン』って、あんたの彼氏と同じ学校なんだって!!」
あ:「え!?それってスゴくない?? 莢香、彼氏に頼んで紹介させなさいよ!!」
さ:「あ-、あたしの彼氏タメだもん。このカメラマンって三年生でしょ?? 紹介できないと思うよ。」
あ:「なぁ-んだ。がっかり-。」
梨沙がもぞもぞと腕から顔を出して雑誌に目をやる
そこには神社で会った男の顔が
り:「この男!!∑ ....って次のページに載ってるのって!!ι.....ι」
この梨沙の一言で尋問されたのは言うまででもない
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