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今日は怪しげな曇り空
今にも降り出しそうな空を教室の窓から見ている少女が1人
そんな少女に言葉を投げかける少女3人組
愛美(アミ):「梨沙ぁ~! 帰らないのぉ-??」
莢香(サヤカ):「あたしらミスドに行くんだけど、梨沙も行こうよ-。」
恵理(エリ):「ミスド行こ-♪」
梨沙と呼ばれた少女は窓から目線を3人組に向けて言った
り:「ごめ-ん。あたし金欠..。でも今日お小遣い日だから明日なら行ける-。」
え:「え-!!∑ 梨沙行かないの-...。」
恵理は唇をとんがらせて言う
あ:「金欠ならしょ-がないか。じゃ明日は一緒に行こうね♪」
さ:「ほら、うなだれてないで行くよ-!」
莢香は恵理を引っ張ると、恵理は渋々行ってしまった
梨沙は視線をまた窓に向けた
窓の向こうはあい変わらずの曇り空
梨沙は小さなため息をつくと、机にうずくまった
り:「...帰りたくないな-。」
一言つぶやくとポケットの携帯が鳴った
梨沙は携帯を開いて着信を調べると、机の横に掛けてあるグレーのリュックをしょって教室を出た
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