恋の辛さ

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 鷹山のバカ!!アホ!!    …そんな風に、心の上っ面で、鷹山に悪態をついたけど……。  でも、ふっと……やっぱり…好き…なんて思ってしまう自分もいたんだ…。  そんな、ぐちゃぐちゃした、どうしようもない気持ちを…、自分一人で抱えきれなくなって…、春休み、美智に打ち明けた。  美智には…、私の鷹山への気持ちを、全く話してなかったから、驚いた顔をしていた。  だけど、…やっぱり美智は美智だ。  私の、全然まとまってない、わけのわかんない気持ちとか、話を、ただ黙って、そして真剣に聞いてくれた。  そして、こう言ったんだ。 「…鷹山くんも…菜々子と、同じなんじゃないかなぁ…」
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